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2020. 11.22. Step up meeting

2020. 11.22. Step up meeting

ベルサール九段からの中継によるWebinarでの試みとなった。

まず萩原太郎先生による症例発表が行われた。咬合高径に苦慮した症例という演題であった。

診査診断からペリオ、咬合、カリエスなどの問題を通法に従い列挙し、治療をされた。今回非常に難しいと感じたのは空隙歯列を咬合高径の低下なのか、舌圧によるものなのかの判断だと説明された。ファイナルレストレーションは診断用ワックスアップを元にしたプロビジョナルレストレーションを口腔内に入れていった後の再評価によるポジションで行われた。前歯部の空隙に対してラミネートベニアでファイナルとされた。非常に難しいケースを治療されうまく仕上げられたが、術前予測とファイナルとの誤差や形成の細かいやり方の違いをどう詰めていくかが今後必要になるとの言葉を頂いた。

次に山口宜伸先生による症例発表が行われた。演題は上顎多数歯欠損にインプラントを用いて咬合再構成を行った症例という物であった。元々上顎義歯が入っていた部位のトラブルから咬合再構成へという流れで治療を進められた。歯周病、ペリオ、再生療法、インプラントなど考えることは盛り沢山ある中、現状に対してまずは診断用ワックスアップを行いゴールを明確にされた。既存の顎位には問題がないと判断し、既存の義歯をプロビジョナルデンチャーとして用いながらインプラントポジションを決定された。再評価時に様々な判断を行った。その結果途中予後不良歯の抜歯の問題もあったがうまくコントロールされた。上顎はボーンアンカードブリッジとクラウンを織り混ぜたファイナルを下顎は必要な部位へのファイナルを入れまとめ上げられた。

一方で複雑な形でのファイナルとなったので今後のインプラントの予後をも考えながらシンプルに設計をされても良かったのではなどのアドバイスがあった。

最後に河合竜志先生による講演が行われた。バイオフィルム除去療法におけるマイクロデブライトメントのススメという演題であった。衛生士の3種の神器としてマイクロスコープ、CT、エアフローとして挙げられた。その理由としてマイクロスコープ下でのクリーニングを行うと通常の根面の傷の付き方と比較するとほとんど傷を付けずにデブライトメント、歯面研磨が行えることを示された。また初診時やTBIの際にマイクロスコープを用いることで患者に対してのモチベーションの向上を促せると示された。CTに関しては衛生士だけに特化することではないが術前診査診断に用いることで歯肉縁下の骨形態の確認を事前に把握することができると話された。エアフローに関しては染め出しを行い、除去したところでの評価を示された。プラークの落ち方がエアフローでは格段に違っていることを示された。また、これらの器具を組み合わせて用いていくことでメンテナンスになっていく際にも再度の動機付けや今までの治療範囲と比較した際に治療部位の限局化やオーバートリートメントの予防も行えると話された。またメンテナンスに特化していくことで来て頂く患者が増えることで急患も増えるというデメリットに対してもこれらを用いることで細やかな治療ができると急患の減少にも役立てられると話された。

次回のWebinarは12月17日に行っていくとのこと、今回の参加者が200人以上であったことなどを話され閉会となった、



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