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2023 年度 テクニシャンミーティング

Society of Japan Clinical Dentistry

日本臨床歯科学会    東京支部

2023 年度    テクニシャンミーティング

季冬の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。

さて、来る 12 10日に開催致しますテクニシャンミーティングにつきましてご連絡申し上げます。

今回は”Air way””Digitalと咬合の2つのテーマを4名の講師を招き御講演いただきます。午前は、「睡眠歯科クリニックにおける睡眠時無呼吸症への取り組み」と題しまして片平歯科クリニック片平治人先生に実際の臨床での取り組みについて、そして「dentistry Vol,2 」と題しましてDENTCRAFTstudio、土屋覚先生に現在の無呼吸症候群についての考え方をご講演いただきます。

午後は「Digital Dentistryの限界と可能性」と題しまして株式会社Roots、川内大輔先生に日々の臨床においてDigitalをどのように活用しているのか、そして「近未来におけるデジタル技術の発展とシステムの選択基準」と題しましてMDSC TOKYO&OSAKA所長、片野潤先生に今後のDigital Dentistryの展望をご講演いただきます。

必ずや皆様のご理解と臨床のお役に立つ内容であると考えております。

今回はコロナ感染症対策のため完全オンラインにて配信安定性を重視し、ご講演部分は事前録画を配信しますが、ディスカッションについては演者、パネリストによってオンラインライブで行う予定です。

雑誌紙面や講演会等でもなかなか知ることのできない日々の臨床のリアルな質疑応答を交えながら行いたいと思います。是非お付き合いの歯科医師、歯科技工士、また歯科衛生士をお誘い合わせのうえご参加頂けますようお願いいたします。

【日時】           2023 12 10日(日)

【開始】           10:00 16:30

【会場】           Zoom ウェビナー

【参加費】       東京 SJCD 会員は無料、他支部会員は 5,000 円(税込)

注:参加費、年会費が未決済の場合「参加する」ボタンは表示されません!!

今回の参加ポイントは 5P、発表ポイントは 15P です。

【申込方法 】下記会員ログイン URL よりお申し込み下さい。

https://bit.ly/3M6M2r

※2023 年度の東京支部年会費をお支払いがされていない場合、システム上 2023 年度学会

イベントや例会・分科会に参加出来ません。ご注意下さい。

【参加方法】

必ず、ご本人様1名でご参加下さい。

当日の入室方法ですが、開始時刻の 30 分前より入室可能です。

(1) 所属支部ホームページから会員ログインして下さい。

(2) 参加するイベントを開く、またはすでに申し込み済のイベントを開く。

(3) 「参加する」ボタンをクリックすると、Zoom が開きます。

注:参加費が未決済の場合「参加する」ボタンは表示されません!!

*参加費に関して、参加者による通信環境の不具合で視聴出来ない場合やいかなる場合であって

も返金致しかねます。

*事務局から参加者へ参加 URL をご連絡することはありません。

☆フライヤーダウンロードはこちらから☆無ければ削除します

Zoom ウェビナーの事前準備をお願い致します☆SJCD ルール

https://www.notion.so/SJCD-8b2ccb418f884bbe88d2584faa8f862f

詳細については今後変更される可能性もございます。

最新情報につきましては逐次、東京 SJCD 公式 HP にてお知らせ致しますので

各自ご確認ください。

☆東京 SJCD ホームページリニューアル☆

https://www.tokyo-sjcd.com

——————– タイムテーブル    ——————

10 00 分~     開会挨拶

10 10 分~     片平治人先生 医療法人社団康治会片平歯科クリニック

               休憩(10分)

11 50 分~        DENTCRAFTstudio  土屋覚先生

              (葭澤秀一郎先生とのディスカッション含む)

13 00 分~         昼休憩(30分)

13 30 分~     川内大輔先生 株式会社    Roots

              休憩(10分)

14 50 分~     片野潤先生    MDSC TOKYO&OSAKA所長

16 00 分~     質疑応答

16 30 分~     閉会挨拶

ーーーー演者、抄録ーーーー

片平治人先生    /    医療法人社団康治会片平歯科クリニック

演題 クリニックにおける睡眠時無呼吸症への取り組み

1983 獨協高校卒業

1990 鶴見大学歯学部卒業

1992 東京医科歯科大学歯学部付属病院臨床研修修了(歯科麻酔学教室)

1992 ~ 1997 医療法人社団明徳会福岡歯科

1997 片平歯科クリニック開設

2001 同,睡眠歯科外来開設

2003 医療法人社団康治会設立

2006 鶴見大学歯学会学術論文賞受賞 いびき症患者に対する口腔内装置の治療効果に及ぼす舌位の影響

2017 昭和大学大学院医学研究科修了(医学博士 甲第2846 )

Antistress effect of Kampo medicine Yokukansan via reguration of orexin secretion

日本睡眠学会歯科専門医

日本睡眠歯科学会認定医・指導医

抄録

当院は20017月から元日本歯科大学新潟病院睡眠歯科センターの河野正己先生(現日本 歯科大学名誉教授)を指導医として睡眠歯科外来を開設し、複数の睡眠医療施設と提携して閉 塞性睡眠時無呼吸(以下OSA)患者に対して口腔内装置(以下OA)の治療を行っている。現在 までに7000人程の患者が来院され、提携技工所で作製されたモノブロックタイプと一部 イブロックタイプのOAを導入している。従来の歯科技工の目的は欠損修復、伵合や歯列の回復のための補綴修復物や矯正装置の作製が主であったが、OAは呼吸障害や随伴する睡眠障害の改 善による全身疾患の予防、QOLの向上や社会事故を防止するなど医学的、社会的に意義のある 治療として、既に睡眠医療の中でのEBMが確立さている。そこで今回は、歯科のパラダイムシ フトとして今後の発展が期待される睡眠歯科について、OSAが何故発症するのか?また医科か ら歯科へ紹介される過程からOA診療の実際などについて解説したいと思う。

土屋覚先生       DENTCRAFTstudio

演題    Airway dentistry Vol,2

略歴

1985 DENTCRAFT studio 設立

1988 日本臨床歯科学会 東京支部 入会

抄録

Airway Dentistry イントロダクションとして、呼吸と歯科、そして歯科と呼吸をテーマにさせていただいて4年、皆さんの進捗はいかがなものか?未だ、睡眠時呼吸障害に対する確実なソリューションは確立されていない。それは、我々臨床家がいち早く専門家の情報を取り込み、協力を得て臨床に取り入れ経験を積み上げることで、新しいソリューションが作りあげられる可能性を意味し、大きなビジネスチャンスとも言える。今回は、睡眠歯科の長期に渡る臨床経験をお持ちの片平 治人先生と、エアウェイデンティストリー本場、アメリカUSCにてその基本を習得されて来た葭澤先生にご協力いただき前回のおさらいとアップデートをしたい。

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川内大輔      株式会社Roots

  Digital Dentistryの限界と可能性

略歴

1996 熊本歯科技術専門学校 卒業

1996 熊本市内歯科技工所 勤務

2000 大阪セラミックトレーニングセンター 卒業

2001 有限会社ファイン 勤務

2010 Dental Lover Roots 開設

2012 株式会社Roots 設立

臨床歯科学会 熊本支部

日本顎伵合学会 技工支部会理事

抄録

Digital Dentistry の可能性と限界

近年における DX 化はめざましく、各分野での DX 化が進んでいる。 アナログ技工時代を生きてきた私にとっても大きな恩恵を受けており、 デジタル技術が歯 科業界で飛躍的進歩を遂げようしている。 日々、臨床 でアナログにて補綴物を製作する場合に起こりうるトラブルの多くは 象とバ イトだと考えている。従来の方法によって印象からバイト、技工作業へと進み補綴物の不 適合、過度なバイトズレが起こる事があっ ても、長年の経験によってその原因や解決方法もある程度分かるように なってきた。 しかし、光学スキャンから最終補綴物を製作する時、一定 のトラブルが起こった場合、経験 不足もあって機械によるエラーなのか 操作ミスなのか、もしくは機械の限界なのかまだま だ理解の出来ないこ とが多く感じられる。 デジタルツールを使いこなす事はすなわち歯科医 師とのコミュニケーションも非常に大な役割をはたしている。今後 DX 化を進める上でも一定のトラブルにどう対処していくの かが重要で あり、歯科においてデジタルはアナログを超えることができるのか、私見ではあるが臨床を通じて供覧して頂きたいと思う。

片野潤      MDSC TOKYO&OSAKA所長

演題 近未来におけるデジタル技術の発展とシステムの選択基準

         Development of digital technology and system selecYon

          criteria in the    near future

略歴

2009年 渡米/A.I.T.I入学2011年 原宿デンタルオフィス/原宿補綴研究所 入社

2015年 株式会社DIO IMPLANT start-up(出向)

2016年 株式会社DIODigital    start-up(出向)

2018年 株式会社モリタ入社

2020    5 MDSC(MoritaDigitalSolutionCenter) OSAKA Start-Up

2022年 大阪大学 招聘教諭就任

2023    5MDSC(MoritaDigitalSolutionCenter) TOKYO Start-Up

抄録

 現在歯科治療におけるデジタル導入率は増加傾向にあるが、治療・技工を効率的に定量化するに至っていないと私個人は考えているデジタル導入における1番の障壁はシステムの固定化である一つのシステムで全てを網羅できる物はなく、各種あるCADシステム/CAMシステムを症例によって使い分けないといけない現状がある。

今回は特に近未来において活用の幅が増えてくるであろう顎運動計測装置/フェイシャルスキャナー/3D Printer/そしてCAD Design so`wareの症例による使い分をベースに乱雑であるデジタルのシステム群を私自身の経験と検証結果に基づき適化し修得にかかる時間、方法も併せて共有させて頂く。これからのデジタル技術習得者の糧となれば幸いである。

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葭澤秀一郎    (歯科医師・歯学博士)

     睡眠歯科リサーチセンター東京 代表

  日本睡眠学会 歯科専門医

  日本睡眠歯科学会 評議員・認定医・指導医

  昭和大学歯科補綴学講座兼任講師・東京医科歯科大学快眠歯科非常勤講師

  略歴

20133月 昭和大学歯科補綴学講座大学院修了(研究テーマ:睡眠時ブラキシズム)

20134月 昭和大学歯科補綴学講座助教

2014年~2016    University of Southern California Orofacial pain and Oral medicineに研究留学し睡眠時無呼吸、

睡眠時ブラキシズムを専門に学ぶ。

20183月 昭和大学補綴学講座退職

201812    University of Texas at San Antonio 補綴科Preceptorship program開始

20196月 プログラム修了後帰国

20197月 睡眠歯科リサーチセンター東京開設

2021年3月 日本睡眠学会 歯科専門医取得

202211月 日本睡眠歯科学会 認定医・指導医取得

2023年現在 全国の歯科医院と連携をとり睡眠障害の患者さんの治療にあたる

 


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