【開催報告】2026年 第10回日本臨床歯科学会合同例会 in京都

【開催報告】2026年 第10回日本臨床歯科学会合同例会 in京都
開会式
初めに、大会長の石川清之先生の挨拶にて第10回日本臨床歯科学会合同例会が開催され、全国からの参加人数は666人にも及んだ。東京支部からの参加者は143人だった。今回、京都の国立京都国際会館にて、開催された。本合同例会は第1回が2006年の北海道からスタートし、2年ごとに全国の支部にて開催され、今回の京都で一巡した。今回も韓国SKCDから参加があり、新潟支部の細山愃先生のインプラントの貴重講演も行われた。日本臨床歯科学会理事長山﨑長郎先生、日本臨床歯科学会副理事長本多正明先生から挨拶をいただき、各支部代表先生方によるケースプレゼンテーションの幕が開けた。

合同例会 スケジュール
1日目
座長:寺西邦彦先生
後藤長樹 北陸支部
「下顎Three Incisorsに対する上顎インプラント補綴の有用性」

門脇研司 東北支部
「咬合崩壊を有する患者に対してスプリント療法にて咬合再構成を行った症例」

深野秀明 大阪支部
「Longevityが予知できる戦略的欠損補綴治療」

座長:日高豊彦先生
溝渕隆宏 四国支部
「顔貌および機能評価に基づき咬合高径を是正し咬合再構成を行った一症例」

平田肇 北海道支部
「骨格性3級患者に対し、包括的歯科治療を行った1症例」

池岡岳 京都支部
「重度咬耗患者に対する抜歯部位を考慮した咬合再構成」

座長:木原敏裕
吉田祥子 福岡支部
「顎位の偏位を伴う咬合不調和症例に対し補綴治療を行なった1症例」

杉山達也 東京支部
「過蓋咬合を伴う咬合崩壊を呈する患者に対して咬合再構成を行った一症例」

添島賢一 熊本支部
「重度酸蝕症患者に対し咬合再構成に取り組んだ一症例」

1日目の発表終了後、国立京都国際会館アネックスホールにて懇親会が行われた。大勢の参加もあり大変な盛り上がりとなった。京都ならではの舞妓さんや芸妓さんの踊りの催し物もあり、なかな会えない全国の参加者と交流を深めることができた。最後には各支部の支部長が登壇し、SJCDクイズや合同例会の抱負を語り、とても盛況で素晴らしい懇親会であった。

2日目
座長:鈴木真名
櫻井 博之 広島支部
「臼歯高度骨欠損に挑む 一歯周再生療法・GBR併用症例一」

町田真吾 東京支部
「機能性・審美性を考慮した Soft & Hard Tissue Management」

木村正人 福岡支部
「歯周炎Stage IV患者に対するインプラント治療~デジタルソリューションによる包括的治療戦略~」

座長:土屋賢司
秋山博道 京都支部
「先天性欠損症例への対応(非抜歯矯正とインプラントを用いた咬合再構成症例)」

古橋広樹 名古屋支部
「象牙質形成不全症患者の中長期的予後を見据えて咬合再構成を行った一症例」

粟谷 英信 大阪支部
「Comprehensive Treatment with a Digital Workflow in a Complex Case」

座長:本多正明
Wonjung Kim SKCD
「Dental Preparation for Healthy Aging」

細山愃 新潟支部
「インプラントに挑み続けて」

表彰式、閉会式
プレゼンターの山崎長郎先生は今回各支部非常にレベルの高い症例とプレゼンテーションでとても接戦だったと話され、京都特別賞が設けられた。京都特別賞として東京支部の杉山達也先生と町田真吾先生が授与された。
そして山﨑長郎先生からSJCDアワードが発表された。
第一位粟谷英信先生(大阪SJCD)
第二位古橋広樹先生(名古屋SJCD)
第三位木村正人先生(福岡SJCD)
東京SJCD所属の先生は入賞は出来なかったものの京都賞を受賞した。悔しい結果になったがそれぞれの先生のプレゼンテーションは非常に素晴らしいものであった。また2年後に2巡目の北海道からスタートすることを示された。
閉会式最後は山崎長郎先生と本多正明先生が理事長と副理事長を退任が発表され、新たに土屋賢司理事長と鈴木真名副理事長のもと新体制で日本臨床歯科学会が運営されていく。新理事長である土屋賢司先生の挨拶にて第10回日本臨床歯科学会合同例会は大盛況にて幕を閉じた。




